50代は、仕事上の立場が変わったり、ライフスタイルの変化が起こりやすく、洋服や時計などの身に着けるアイテムを見直す時期です。
そこで今回は、50代におすすめの、センスのいいメンズ腕時計17選を紹介します。
カジュアルでかっこいいものから重厚な時計まで、センスのいい腕時計を紹介するので参考にしてくださいね。
本記事の内容
- 50代の男性におすすめの腕時計17選
- センスの良いメンズ腕時計の選び方
まずはセンスの良いメンズ腕時計の選び方からチェックしていきましょう。
50代メンズ腕時計の選び方
50代の男性がセンスの良い腕時計を選ぶために、意識するべきポイントは3つです。
ブランド、ムーブメント、価格帯や予算から選ぶと、時計選びで失敗しにくくなります。
ブランドで選ぶ
まずチェックするのは、ブランドです。
時計を販売しているブランドは、国内外に無数にあります。
老舗の定番ブランドから高級ブランド、近年話題の北欧ブランドまで、価格やデザインはさまざま。
そのなかで自分好みの時計を見つけるためには、普段のファッションや趣味嗜好に合ったブランドを見つけることが近道です。
ムーブメントで選ぶ
ムーブメントとは、腕時計の駆動をつかさどる部分のことです。
車でいうエンジンの部分にあたり、つぎの5つの種類に分けることができます。
自動巻き | 着用時の体の動きに伴って、自動でゼンマイが巻きあがる |
手巻き | リューズを手で回しゼンマイを巻き上げる |
クォーツ | 水晶振動子を使用している電子ムーブメント |
スプリングドライブ | 発電機とIC回路、水晶振動子などの電子調速機を組み合わせたムーブメント |
オートクォーツ | ローターの回転により電池を充電するクォーツ式 |
メンテナンス不要の時計が欲しい人は、自動巻きやオートクォーツ、精密さを求める人はスプリングドライブ。
また手間暇かけて大切にしたい人は手巻きなど、ライフスタイルや性格に合わせて選べばOKですよ。
価格帯や予算で選ぶ
腕時計は、ムーブメントやデザイン、素材やブランド価値によって、価格が大きく変わります。
安い時計では1,000円程度で購入できますが、高い時計では数百万円するものも。
時計を購入する際の一般的な予算としては、年収の3~30%といわれています。
しかし、これはあくまで目安なので、時計へのこだわりや用途に合わせて、予算を設定するのが良いでしょう。
本記事では各時計の価格を紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
【センス】50代におすすめのメンズ腕時計17選!カジュアルでかっこいいものから重厚な時計まで紹介
50代の男性に似合う、センスのいいメンズ腕時計を17本厳選しました。
カジュアルでかっこいいものから重厚な時計まで、特徴はさまざまです。
価格の低いものから順に並べているので、予算に合わせて選んでみてくださいね♪
セイコー(sarb033)
1881年に創業した老舗の時計ブランドSEIKO(セイコー)。
時刻の正確さや機能性の高さから、東京オリンピックで公式タイムキーパーを務めるなど、信頼と実績のあるブランドです。
取り扱いモデルも多岐にわたり、安価なものでは数千円から手に入る手ごろさも魅力の1つ。
より高機能かつハイセンスな時計が欲しい人は、グランドセイコーをチェックすると良いでしょう◎
メカニカルシリーズのモデル『sarb033』は、高級感のあるルックスが特徴です。
そのラグジュアリーな雰囲気から「プアマンズグランドセイコー」とも呼ばれ、ビジネスマンを中心に人気を集めています。
現在は廃盤となってしまっているので、気になる方は早めの購入がおすすめです◎
価格帯 | 44,550円(税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
セイコー(ブライツ)
SEIKO(セイコー)は、ソーラー電波時計のラインナップも豊富です。
なかでも定番のシリーズといえば、『ブライツ』や『アストロン』が挙げられます。
忙しいビジネスマンにとって、電池交換や時刻合わせの手間がかからないのは、大きなメリット◎
機械式時計のアナログ感が好き、という人には物足りなく感じるかもしれませんが、時計に実用性を求める人にはピッタリです。
時計としての心地よさを追及している『ブライツ』は、時刻の視認性や、耐久性の高さにも定評があります。
ガラス部分には光の反射を抑える特殊なコーティングが、本体には傷つきにくい表面加工技術が施されていることから、1日中ノンストレスで着用できます。
電波によって常に正確な時刻を表示してくれるため、海外へ行く機会が多い人にも最適です。
価格帯 | 44,898円 (税込)~ |
ムーブメント | ソーラー電波修正 |
ハミルトン(カーキ)
アメリカ発の老舗時計ブランドHAMILTON(ハミルトン)。
第二次世界大戦やベトナム戦争のときには、アメリカ軍に時計を提供していたことでも知られています。
高い耐久性と精度を合わせ持つミリタリーウォッチは、時代を超えて愛され続けているのです。
存在感のある男性らしい腕時計が好きな人は、特に要チェックです。
陸・海・空それぞれをコンセプトに据えている『カーキ』シリーズで、陸をテーマにしているのが、こちらの『フィールド』コレクションです。
ほかのコレクションと比べるとミリタリー色が強く、余計な装飾を排除したシンプルさが魅力。
近年トレンドのアウトドアファッションやスポーツミックススタイルにも、よく似合います。
価格帯 | 60,500円 (税込) |
ムーブメント | 電池式/クォーツ |
セイコー(プレサージュ)
SEIKO(セイコー)は、日本国内よりも海外での評価が高い時計ブランドです。
そのため、日本では正規発売していないモデルも、世界各国で多数リリースしています。
楽天やAmazonなどのネット通販では、そのような逆輸入品も購入できるので、1度チェックしてみるのがおすすめ◎
人と被りづらく、自分らしいお洒落が楽しめます。
優美かつ硬質な姿を表現したメカブランドの『プレサージュ』には、世界基準のムーブメントが搭載されています。
ケースの裏面がシースルーになっているため、その緻密な構造を目で見られるのも、機械好きにはたまらないポイント。
クラシカルな雰囲気で、スーツスタイルにもピッタリです。
価格帯 | 61,600円 (税込)~ |
ムーブメント | 自動巻 |
シチズン(アテッサシリーズ)
セイコーと同じく、日本を代表する時計ブランドのCITIZEN(シチズン)。
部品の製造から完成時計の組み立てまでのすべての工程を自社で行い、デザインや機能性にこだわった時計を、数多く生み出しています。
「電波時計」や「光発電」といったハイテクノロジーを駆使し、高機能なモデルを展開しているのが特徴です。
CITIZEN(シチズン)独自の光発電システム「エコドライブ」を搭載した『アテッサ』。
一度フル充電すれば、光のないところでも駆動し続けるため、定期的な電池交換等は一切不要です。
素材にも独自の表面硬化技術「デュラテクト」を施しており、ステンレスの5倍以上の硬さを実現しています。
価格帯 | 77,000円 (税込) |
ムーブメント | クオーツ(ソーラー式) |
カシオ(オシアナス)
電子機器メーカーのCASIO(カシオ)は、独自の技術を駆使した、機能性の高い腕時計を販売しています。
「G-SHOCK(ジーショック)」や「OCEANUS(オシアナス)」、「PRO TREK(プロトレック)」など、多種多様なモデルがラインナップしており、価格帯もさまざま。
チープカシオと呼ばれる1万円以下のものから、30万円前後のハイスペックなものまで、豊富な商品数が強みです。
ギリシャ神話に登場する海の神「オケアノス」を由来とする『オシアナス』シリーズは、青いカラーが特徴的。
まるで海中にいるかのような透き通った青が美しく、手元にアクセントをプラスしてくれます。
フォーマルにもカジュアルにも着用できる汎用性の高さも、人気の秘訣です。
価格帯 | 138,600円 (税込) |
ムーブメント | タフソーラー電波時計 |
グランドセイコー(SBGX007)
メイド・イン・ジャパンの高級時計を代表する『グランドセイコー』。
「実用時計の最高峰」「最高の普通」というコンセプトのもと、日常使いできる高級時計を開発・販売しています。
セイコーとの違いは、外装のフォルムや仕上げです。
独自の研磨技術や多面カットのインデックス、フラットに仕上げた文字盤など、細部にまでこだわられたデザインで、高級志向の人にもピッタリですよ。
グランドセイコーのなかでも、特にスタンダードなルックスのモデル。
歪みがなく、光と影が美しく映えるデザインからは、レトロな雰囲気が感じられます。
控えめな存在感なので、コーディネートやシーンを選ばずに着用可能です。
価格帯 | 148,000円(税込) |
ムーブメント | クォーツ |
タグホイヤー(カレラ)
スイスのラグジュアリーウォッチブランドTAG Heuer(タグホイヤー)。
創業160年以上の老舗の貫禄があり、品格やステータスも十分ですが、一方で高級時計のなかではリーズナブルな価格設定です。
その理由は、「手の届くラグジュアリー」をコンセプトにしているから。
コスパが良いため、若い世代から大人世代まで、幅広い層から人気を集めています。
TAG Heuer(タグホイヤー)を代表するモデル『カレラ』は、多彩なバリエーションで展開しています。
見た目にインパクトがあるものからクラシカルなデザインまでさまざまですが、ビジネスシーンにおすすめなのはシンプルなもの。
特に文字盤がブラックの時計は、洗練された雰囲気が漂い、50代以上の男性の腕にもよく馴染みます。
価格帯 | 242,700円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
関連記事【時計】タグホイヤーは恥ずかしい?30代・40代はダサい?
オメガ(スピードマスター)
スイスで生まれた高級時計ブランドのOMEGA(オメガ)。
ロレックスと並ぶ高い知名度を持ち、身に着けているだけで一目置かれる存在感があります。
オリンピックの公式タイムキーパーを務めたほか、初めて月に到着した時計も、 OMEGA(オメガ)のもの。
信頼と実力のあるブランドなので、一生モノの時計として購入するのもおすすめです。
世界でもっとも有名な時計の1つである「スピードマスター」。
OMEGA(オメガ)の時計のなかで1番人気のシリーズで、スーツにもカジュアルウェアにも似合うのが特徴です。
高い耐久性を持つため、故障や傷を気にせずにガシガシ使えます。
価格帯 | 438,000円 (税込) |
ムーブメント | コーアクシャル自動巻 |
ロレックス(オイスターパーペチュアル デイト 15210)
ROLEX(ロレックス)は、言わずと知れた高級時計ブランド。
定価は安いものでも60万円以上と高額ですが、人気のあるブランドゆえに、中古品の流通も盛んです。
同時に資産性も高いため、投資の一環として購入するのもアリ◎
身に着ける人に箔を付けてくれる時計と言えるでしょう。
ROLEX(ロレックス)のクラシックウォッチである『オイスターパーペチュアル デイト』。
完全防水のオイスターケースと、自動でぜんまいが巻き上がるパーペチュアル、瞬時に日付が変わるデイトジャスト機能を搭載したハイテクモデルです。
2018年頃に生産を終了しているため、今後は手に入れづらくなる可能性も。
価格帯 | 521,000円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
チューダー(ヘリテージ)
ロレックスのディフュージョンブランドとして誕生した『TUDOR(チューダー)』。
廉価版として評価されることも多いですが、最近では1つの独立したブランドとして、高い人気を誇っています。
技術面でもデザイン面でも、一流ブランドのエッセンスを受け継いでおり、ハイセンスな時計を展開。
とはいえ価格はロレックスよりもお手頃なので、コスパ重視の人に、特におすすめです。
TUDOR(チューダー)を象徴する『ヘリテージコレクション』は、高機能なダイバーズウォッチです。
200m防水の機能を持ち、水回りでの仕事のほか、水辺でのレジャーにも対応可能。
ロレックスにはない個性的なデザインで、独自のファンを獲得しています。
初期のチューダー ダイバーズウォッチを彷彿させるルックスは、クラシカルな時計が好きな人にもピッタリです◎
価格帯 | 544,500円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
IWC(ポルトギーゼクロノグラフ)
ビジネス用の時計としてだけでなく、ファッションの観点からも高く評価されている「IWC」。
継続的にモデルチェンジをしているため、流行に敏感な人や新しいものが好きな人にはたまらないブランドです。
独特の気品があるものの、派手さや華美な印象はなく、どんなシーンでも着用できます。
トレンドを問わずに使える点も嬉しいポイント◎
『ポルトギーゼ』は、1930年に発売されたIWCのフラッグシップモデル。
ミニマルながらも卓越されたデザインで、時代を超えて愛され続けています。
スーツはもちろん、カジュアルなファッションや男性らしい無骨なコーディネートとも相性バツグン◎
デザイン性が高いため、アクセントとして取り入れてもOKです。
価格帯 | 579,300円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
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ジャガー・ルクルト(ルクルトマスタームーン)
時計好きの大人世代から絶大な人気を集めている『JAEGER LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)』。
ロレックスやオメガと比べると知名度は落ちますが、その歴史的背景や技術は超一流です。
部品供給メーカーとして誕生し、IWCやカルティエなどの有名ブランドにムーブメントを供給。
のちに時計メーカーとして参入したあとも、完全なるマニュファクチュールを貫き、完成度の高い時計を生み出し続けています。
『マスタームーン』シリーズは、JAEGER LECOULTRE(ジャガー・ルクルト)のなかでも注目度の高いモデルです。
ケース径37.0㎜と、メンズとしては小ぶりなサイズ感で、着用時のストレスがありません。
遊び心のあるインデックスながらも、時刻の視認性は高く、センスと技術を併せ持った1本です。
身に着けるだけでコーディネートの完成度が上がります。
価格帯 | 705,000円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
ブランパン(ヴィルレ)
1735年に創業し、「現存する世界最古の時計ブランド」と言われるBLANCPAIN(ブランパン)。
機械式時計しか作らないというこだわりのもと、伝統的な技術を駆使した製品を生み出しています。
BLANCPAIN(ブランパン)の魅力は、機械式時計にしか出せない洗練された美しさや、機能性の高さがあるところ。
また、丸形以外の時計を製造していない点も、大きな特徴の1つです。
BLANCPAIN(ブランパン)の時計のなかで、もっともクラシカルなモデルが『ヴィルレ』です。
ミニマルなシルエットや視認性の高い文字盤、シャープなケースで、手元にエレガントさをプラスしてくれます。
「知る人ぞ知る」「時計愛好家から支持され続けている」という立ち位置のブランドなので、身に着けるだけで一目置かれること間違いなしです。
価格帯 | 1,202,630円 (税込) |
ムーブメント | オートマチック(自動巻き) |
ブレゲ(マリーン)
フランスのパリで誕生した高級時計ブランドのBreguet(ブレゲ)。
世界五大時計に数えられ、美しいデザインの時計を展開しています。
「ブレゲ針」や「ブレゲ数字」、「ギョーシェ彫り」や「コインエッジ」など、細部までこだわったデザインで、多くのファンを魅了。
メンズモデルにおいても、その美しさは健在で、ラグジュアリーな手元を演出してくれます。
Breguet(ブレゲ)の代表的なコレクションとして挙げられるのが『マリーン』です。
1990年代にスポーツラインとして発売され、現在でも売れ筋のコレクションとして人気を集めています。
ブレゲ針やブレゲ数字など、ブランドの特徴を盛り込みつつ、アクティブな表情に仕上げているのが特徴。
よりカジュアルにBreguet(ブレゲ)の時計を楽しみたい人にピッタリです。
価格帯 | 2,702,000円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
ロレックス(デイトナ)
ROLEX(ロレックス)の時計には、「おじさんっぽい」というイメージを持つ人も一定数いるのが事実です。
なかには「一昔前に流行った」という先入観を持っている人も。
そんなイメージを払拭したい、ダサいと思われたくない人には、スポーツタイプの時計がおすすめです◎
『デイトナ』は、ロレックススポーツコレクションの旗艦モデルです。
素材や文字盤など、多彩なバリエーションで展開しており、好みの1本を見つけやすいのも嬉しいポイント◎
スーツはもちろん、カジュアルなスタイルにも馴染むデザインで、使いやすさはピカイチです。
価格帯 | 2,778,000円 (税込) |
ムーブメント | 自動巻き |
パティックフィリップ(カラトラバ)
PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)は、世界五大時計、世界三大時計のどちらにも数えられる名門ブランド。
ロレックス同様、資産価値が高いことでも知られており、セレブ層や時計愛好家から高い支持を得ています。
なかには、ブランド価値と完成度の高さから、900万円台で取引される時計も。
ファッションや趣味としてだけでなく、投資の一環として時計を保有したい人におすすめです。
PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)の時計のなかで、もっとも知名度が高いモデルが『カラトラバ』です。
「伝統に未来を与える」という哲学に基づいて開発された背景を持ち、アンティーク市場においても高い評価を獲得しています。
もちろん現行モデルもハイセンスなデザインが揃っているので、公式サイトを要チェックです。
価格帯 | 3,008,000円 (税込) |
ムーブメント | 手巻き |
50代メンズ腕時計:まとめ
50代の男性におすすめのメンズ腕時計17選を紹介しました。
ブランド、ムーブメント、価格をチェックしつつ、好みの時計を見つけてみてくださいね♪
センスの良い時計を身に着けることで、お洒落度がグンと上がりますよ。
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